makonythm

まだまだ止まらないBEAT。mako2のリズム。

さようなら ウズメちゃん

犬か猫かと問われれば、戌年という事もあり、断然「犬派」のmako2です。

ウズメちゃんnotサルメちゃんの田中浩子(ex.H)率いるレビュー集団『遊々団ブランシャ☆ルージュ』も千秋楽を迎えました。なんか、この名前…訳すと『遊々団白猫☆赤』らしいね。まぁ、色違いの『遊々団ブランシャ』ってのが他にもあって、云わばソレは「苗字」みたいなモンらしいから、今後は《ルージュ》って呼ぶのがいいね。どう考えても『遊々団』じゃピンと来ないしw

しかし《ルージュ》って云うと、mako2が高校生の頃から、暫くマネージャーの真似事をしていたバンド(ライブブッキングしたり、ホコ天とかイカ天とか出たり出したりしてたのよ)と同じ名前だってコトに今頃気付きましたよ。そのバンドの方の「Rouge」のおかげで「その気」になっちゃって業界入りして今に至るもので…20年経って、また《Rouge》に関わったというのはナントモ不思議な気持ちです。

さて、そんな縁を感じる《Rouge》をmako2は既に『子猫ちゃんたち』と呼んでいますが、その子猫ちゃんたちの公演は、なかなかのモノでしたよ。内容的にはまだ課題が残るものの、とにかくまずは『動員』が凄かった。消防法の問題とかあるンで、詳しい数字は書けませんが(笑)…20年という歴史ある老舗劇場の《最高来場者数記録》を樹立してました。それも、三日目に記録を作り、更に千秋楽で自らの記録を塗り替えるという乱暴さw 劇場のスタッフ曰く『開店以来初の有り得ない人数』だそうです。確かに千秋楽は凄かったよ。リピーターや噂を聞いて来た人も日に日に増えてて、開場30分前にすでに整理券番号が100を越え、開場後10分にして満席。終いにゃ「ロビーの画面でもいいから観る」というお客さんまでいました。…まぁ、不本意ながら、どうにも入場出来ず、急遽チケットを払い戻しして断念して帰るお客さんもいたみたいですが(…ソレは完全に制作側のミスですから、次回は「日付指定」にて回避して欲しいものですな)。とにかく、初日から千秋楽まで右肩上がりに凄かった。

で、ご存知の通り、Rougeには「サウンド・コラージュ・プランニング(って何度も説明しずらいンだけど、とにかくそーゆー肩書き。観た人はわかっていただけたと思いますがw)」で緩くスタッフとしてお手伝いしていたものの、二日目にかろうじて客席で「ただのお客さん」として観れました。まぁ、稽古期間からずっとプロデューサーをはじめ、箱の制作スタッフとかがみんな熱心だしキチンと仕事してたので、当日は特に全然ヤる事なんかなかったしね。本当に、今回の「Rouge」はそういったスタッフにも恵まれてたよ。あと、なんて説明していいかワカンナイ役職だけど…クリエイティブ面の制作指揮をとったチエホフも最高のスタッフだったし(一度、S/Vのライブの舞監としてもお世話になったけど、ホントに職人気質で気持ちがいい)。

で…内容的には、とにかく『新東京レビュー』で『テーマが「待つ」』で『東京に生きる女の子たちの「今」を切り取った』という、チラシから読み取れる情報に対しては、判り易く出来上がっていたと思うよ。『歌とダンスで綴ります』って云ってて、確かにその通りだったし《レビュー・ショー(またはダンス・レビュー)》としてのトータル・イメージには全くブレが無く、しっかりしてた。ウズメちゃん時代から観てた人も、そこは納得したのではないでしょうかね。ただ『総合エンターテイメント感』はあったものの、やっぱりウズメちゃんの《芝居・ダンス・歌・映像・衣装etc》みたいな情報を「いっぺんにゴチャマゼにしてギュウギュウと口に入れられる感じ」じゃなくて…「順番に出てきたものをヒョイパクヒョイパク全部食べたら予想以上におなか一杯」みたいな『ある程度整理された情報量』だったと思います。

印象としては、去年末に青山SIN CITYで観た「PLASTIC ROSE」のショーケースの時に感じた《飲み屋のショータイム》的なプチ妖しいイメージを、ちゃんと『舞台用』にブラッシュアップ出来てたな、って感じの印象。とにかく、子猫ちゃんたち全員の『ダンスが好きで好きで仕方が無い』という気持ちが舞台から溢れてた。だからといって所謂「ダンス発表会」とか「ダンス・イベント」みたいに「練習の成果」とか「高い技術」とかを見せびらかす為の舞台ではなく、きちんと《ショー》として昇華されてたのは、お見事。とにかくウズメちゃんのように「歌・踊り・芝居」の『全体のバランスが良く平均点が高い』のではなく、当時のメンバーではきっと浩子が納得できなかったであろう『ダンスの部分だけ特化させた作り』は、かなり『レビュー』と聞いて想像するものに近いショーだったと思うよ。いやぁ、浩子の振り付けは本当にいつも面白いアイデア満載だし、客として観てても凄く楽しかったよ。

ウズメからの衣装もリメイクされて可愛くド派手に出来上がってたし、ウズメイクほど濃くない化粧も可愛かった。そうそう、今回はヘアメイクさんの犬(本物)が出演でしたよ。本当に「生き物(notナマモノ)」を舞台に上げるなんて…戌年とはいえ、勇気があるなぁw つか、そんな小ネタもチラリホラリでした。

ただ、当然というかなんというか、全くもって「完璧な内容」だったワケではなく…「これからの課題」としては、お客さん誰もが(ダンス部分が良かったが故に尚更)感じたであろう『歌』と『ストーリー性(全体的なテーマを伝える構成)』の部分をどうにかしないとダメだね。子猫ちゃんはみんなダンサーだから仕方ないンだろうけど…つか、普通に考えると「歌詞」のある『歌』の方が《伝わる》と思うンだけど、今回の子猫ちゃんたちは『歌』よりも『ダンス』の方が《伝わる》っていう、不思議な現象が起こってました。 ナンデダ?(いや、きっと浩子を含めたどの子猫ちゃんも「歌が巧いとはいい難い」ってコトなんだけどねw)

『全体を通した物語』みたいな部分については、今回はちょっと中途半端に見えたよね。まぁ、ココについては「繋ぎ担当のmako2」にも相当原因があるンですけど…。ま、mako2がらみの細かい部分を棚に上げときつつ…「全体のストーリーの流れ」についてのコメントを求められてたら、誰しも「チト物足りない感じ」って云うだろうなぁ。やはりウズメちゃんに比べて『芝居』や『MC(セリフ含)』で説明するコトが皆無だったから…難しいよね。でも、その不足部分を補う「優秀な部品」が沢山あったから、全体としては『楽しかったから、ま、いいか☆』ってなってたと思いますよ。

CYCLEくんの映像も「歌」の弱さをがっちりカバーしてたし(歌だけじゃキツいと思ったコーナーも映像との総合得点となるとグンと客の評価が上がるンだよね)、相変わらず作り込んだ画はカッコよかった。結局「舞台装置」は全くナシに等しかったけど、全く物足りなさが無かったもん。ウズメちゃんの時からだけど、今回も照明が強すぎて見えずらい映像とか、凄く勿体無かった部分もあったけど…まぁ「劇場」じゃあしょうがないのかな…いや、コレも次回の課題でしょうね。

音楽は、基本的に『有りモノ』だけで構成してたけど、浩子の選曲がコレまた良かった!mako2もちょいとネタ提供しましたが…『DJ-HIROKO』って感じの選曲と流れで、逆にmako2が「コレどっから持ってきたの?」って聞いちゃうくらいだった。いつか是非『俺夜』に迎えたいよ…モチロンDJとしてw で、歌用のカラオケやら曲尺の調整やらは「こったん」が担当。まぁ「イイ仕事」してたと思いますよ。つか、mako2としては、こったんを信用してたから《期待通り》でしかないw 今回は「サウンド・エディット」だったけど、欲を云えば「次回は数曲書き下ろし」でしょうかね。ただ、出音を想定した素材作りという意味では、サスガこったん…というか、さすがチーム・チエホフ!って感じ。今までウズメのライブや劇場(もちろん関係する他の公演含)のどれよりも出音がカッコ良かった。morphの出音にさえ文句を云いに行ったコトがあったけど(笑)…今回はグッときたよ(なんちゃって、一日目は通路で聞聴いてて「音が悪い」って相当ゴネたんだけどw なんかスピーカーの指向性の問題だったみたいで二日目客席で観て大納得)。ウズメちゃんの時よりも客席で踊りだしそうになったよ(どうしても頭が揺れてしまってチラチラ見られちゃうのは恥ずかしい)。でも、あまりにも音が「CLUBっぽい」ンで、観に来てたウチの母ちゃんはビビってたw それに「ぶらりTV」とかの映像を見てもやっぱり伝わらないンだよね、あの「音」の迫力は…ソレが残念かな。

あ、そうそう二日目かなんかの映像を『ぶらりTV』で配信中です。「遊々団」じゃなくて「Rouge」と表記して欲しいものですがw 確認してないけど全部観られるのかな? 画面じゃ伝わり難いでしょうが…観ていただければ「サウンド・コラージュ・プランニング」って、何をやったのかが少し判るかと思いますw 因みに、マコニストの皆さんはちゃんと理解していると思いますが、ネタの「畳み掛けるような言葉の使い方」こそが《マコニズム》であって、某マイミクエーランリーダーが「マツダイズムを見ました」と表現していましたが、ソレは全く違いますからw まぁ、ウズメちゃんの流れだから「サルメ」にも「Rouge」にも、それこそ「トーキョー・エーラン」にまで「マツダイズム」は流れているんだろうけどね。

で、この度の「サルメ」&「Rouge」の公演という、事実上の『ウズメ解散』をもって「ウズメサポーター白組キャプテン」の名を返上した「白キャップ」も、最後の最後に感想を書いてた(今までは情報のみ記述のページだった)けど『ぶらりTV』ではウズメちゃんの過去の公演が観られるじゃないですか…。やっぱりソレを見ると《ウズメちゃんは凄かったんだ!mako2は、そんなウズメちゃんが大好きだったんだ!》って思いますよ。白キャップの云うように「過去の話」ですけどね。

さようなら、ウズメちゃん。