読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

makonythm

まだまだ止まらないBEAT。mako2のリズム。

ROUGE is You and Me

いやぁ、仔猫ちゃんたちの『メリーゴーラウンド☆トーキョウ』も、残すところあと2ステージですよ。終わるまでココを更新する事もないンじゃないかと思っていましたが…このタイミングで、またしても数少ない読者様から「公演中は更新しないのか」との問い合わせがあったので、敢えて公演が終わる前に更新いたします。別に、そんなの関係ない。そんなの関係ない。そんなの関係ない。はい、オッパッピー。オッパッピーってなんですか?(答:オーシャン・パシフィック・ピース、だそうな)

さて、何を書こう。あんまり今回の公演の事を書いてもネタバラシみたいになっちゃうかな。ま、いいか。明日は千秋楽だし。つか、大体いつも「勝手に観に行った他人の作品」についてはネタバレとか全然関係なく内容に触れた感想書いてンのにw まぁ、ダラダラ書きましょうかね。

ズバリ、問い合わせてきた人が気にしてるのは『今回の公演にスタッフで入っている「企画・構成・音楽プロデュース:久保田道徳氏(a.k.a.松田道徳氏=UZUMEの演出家)」について』でしょ?

だから、前のエントリにも書いたけど…一言で云えば『さ!す!が!』って感じですよ。

まぁ、どこから書けばいいのやら、どこまで書いていいのやら…なのですが(笑)。

まず、UZUMEを演出してた松田氏(a.k.a.久保田氏)は別に一般的に有名な演出家じゃないし、UZUMEを認識していない人は(いや、UZUMEのファンだった人でさえ)知らない名前でしょ(失礼w)。でも、過去UZUMEを観た事があって「裏方」に興味のある人には相当「気になる名前(not気になるウズメ)」だと思うンですよ。アレだけの作品を演出し続けた人だもの、気になる気になる、mako2は気にしたし…気になるから更新希望なんでしょ(私信・笑)。更に、ご本人と面識がある人は尚更でしょうな(爆笑/もちろん、mako2は今や「面識がある」のでわかる。すげーわかる。気になるはず)。いや、UZUME活動停止(実質解散)から2年(とかになるのかな?)、全く演劇やエンタメの世界から離れてたらしいから(家庭の事情らしいざんす)、そりゃ、皆さん「気になる松田(not気になる女の子)」でしょう。…というのも、会って実感するのは、とにかく「情熱の人」で、まさに「演劇バカ(褒めてる)」で、当時からソコは変わってないはず(変わりようがないはずw)なので、この人が何も(エンタメ作りを)していないってのは、知ってる人にとっちゃ、色んな意味で『24-twentyfour -にジャック・バウアーが出てない』ようなものでしょう。mako2なんて、松田演出作品(制作段階含)が見れないとなったら、ちょっと寂しいとさえ感じますよ。ま、逆に云えば、今回「出てきた」ンだから、またハラハラドキドキのドラマがありそうな予感がしてる人もいるのでしょうが(笑)。

しかし、そもそも今回のROUGEに関しては、演出家として参加してるワケじゃないし、名前も変わってるンで、単純に「松田(名義)の演出家時代」と比べたりは出来ないンですよね。…まぁ、UZUMEって奇跡的なバランス(配合)の集団だったし「ソコが好きだったって」多分、以前書いた気がするンだけど…単純に、UZUMEの作品の半分が「演劇」で、もう半分が「音楽(ダンス)」だと割り切るとすれば、演劇部分の脚本以外の部分(演出・構成)を担ってた人が、音楽部分の楽曲以外の部分(ダンス)を担ってた人と一緒に作品に取り組んだって話に見えるけど。まぁ、サルメでは旗揚げ当初から色羽紫嬢(脚本)と有近真澄氏(音楽)が手を組んでいますしね。けど、今回の久保田氏は「企画・構成・音楽プロデュース」ですから、一味違いましたよ。

一作目から「今、ココ(東京)に生きている、私(女の子)たちを切り取りたい」とHIROKOが云い続けてる中、久保田氏から今回の『東京はメリーゴ-ラウンドだ』ってコンセプトをいただいたのですが、はじめて聞いた時に『ビビビ』ときましたよ。ロラン・バルトの「表徴の帝国」(これについては「演バ会」の先輩に貸してもらって読んだ)から一歩踏み出した表現で、もう、まずソコで『さ!す!が!』ですよ。哲学エンターテイメント!ここ東京が(大きく見れば世界が)実は、閉じられた円環だとして、そこをキラキラとグルグルと回るメリーゴーラウンドのように、今、そこにキラキラとグルグルと生きる女の子たちを切り取る…もう、その時点で作品の芯がほとんど出来上がってンじゃん!勉強も想像力も足りねぇなぁ、俺。みたいな。

そして、UZUMEの時からのあの「掴んで、離して、また掴んで、畳み掛ける」ような「ベタ」を基盤にしたわかりやすい構成でしょ。で、今まで既成曲で構成していた中、音楽プロデューサーとしての久保田氏の推薦で横山裕章氏(はじめてとはいえ、レビュー用の楽曲が書けるのは凄い!メジャー感あるし)を起用して、がっつりオリジナル曲を提供してもらえて…。結局、一回目の公演から「足りない」と思われていた部分(ストーリー性・歌)が一気に解決に向かったンだもん。あとは、前から「すげェ」と思ってた久保田氏による「歌のニュアンス指導」ね。いやぁ、もう、何回も『さ!す!が!』連発でしたよ、マジで。ありゃ凄い。そうそう、ご本人の為に書いておこう。今回の久保田氏の「指導」は明るいし、優しいし、非常に素敵でしたよ。演バ会の僕としては、どこかで、もっと演劇チックな情熱叩きつけ系の現場号泣者続出な指導を期待(失礼)してたので(笑)。やはり「演技の演出」と「歌の指導」は違うンでしょうかね。それとも「久保田氏」と「松田氏」の差でしょうかね(笑)。

で、今回は無敵のボイスビルダー(notボイストレーナー)阿部アカネ女史の仕事も凄かったし。CYCLE氏の映像は日々進化してるし…。照明も相変わらず豪華だし…なんて、こうやって書いてるとmako2のショボさが浮き彫りになるなぁ。とほほ。まぁ、相変わらずの『出鱈目な音声コラージュ(アレでいいのか?)』をやってるンですけどね。どうも、mako2の部分はネタがマニアック過ぎて伝わっていない気がするよ(笑)。いや、結構『旬なネタ』をガッツリ突っ込んでるンですけどねー(自嘲気味)。

しかし『総合エンターテイメント(レビューなど)はスタッフ力が決め手』とは、誰かさんの言葉ですが、本当にそうだと思いましたよ、今回つくづく。で、そんな「スタッフ力」で出来上がった作品『メリーゴーラウンド☆トーキョウ』ですが、もうひとつ勉強になったのは「観客力」ですよ。コレ、毎回忘れちゃう…ていうか、個人的にあんまり信じてない部分だったンですが、今回の後半、例えれば「僕らが乗ったメリーゴーラウンドがグングンと加速して、その円の中心までブチ破って突き抜ける感じ」って、あの現場の『観客との一体感』無しには成立しないよなぁ、と。つか、一回一回の差はあれ、感じる人は感じるだろう『あの感覚』って、もう「舞台上」だけじゃなくて「会場全体」で作られてて、そこで絶対に外せないのは『観客』なんだなぁ、と実感しましたわ。観客あってのショーだってのは当たり前の話なんですけど、出そうと思って出せるモンじゃないでしょ、一体感なんて。ありゃ、奇跡だよ。

いや、今までのROUGEがあくまで「観せるショー」だったり、ウズメなんかも「好き勝手に観て、好き勝手に楽しむショー」だったンだけど、今回凄いなぁと思ったのは、別に観客を参加させているワケじゃないのに『一体感』がある(参加してたって手拍子程度なのに)。コンサートの一体感に近いのかな…いや、コンサートだって付き合いで手拍子してる時があるんだけど…うーむ、なんとも言い表せないな。あの『畳の精神』『宴会目線』『お座敷レビュー』と謳ってるサルメだって、確かに客いじりをしたり、客席に降りて来てるけど、やっぱり『一体感』は出せて無いンだよね。客が全くついていってないって云うか…ついていけないっていうか。それが、今回のROUGEは不思議な事に観客がついていくンですよ。まぁ、単純に作詞家の前田海香子女史が最後の曲で「ひとつになろう!」ってわかりやすく歌わせちゃってるのもあるンだろうけど…それにしても、よ。なんか、多分、mako2が客席で観てたとしても、中盤あたりからニヤニヤしちゃって、あの後半には自然に手拍子しちゃうだろうし(こんなにひねくれてるのに・苦笑)、気がついたら自然と『ノってる』ンだよね。構成のチカラなのか?久保田氏、ココも「さ!す!が!」なのか? …いや、そうじゃなくて、何かそういう「舞台(ライブ/生)でしか観られない、計算できない破片」を見た感じだったなぁ。もう、今や、面倒な現実が多すぎて「直球ド真ん中」が気持ちイイのかもね。斜めでいるのも疲れるしね。まぁ、僕には絶対そんなの作れないンですけどね。疲れても斜めだから(苦笑)。や、だって、あーた、正面きって「ひとつになろう!」だなんて、ねぇ。そんな…恥ずか…って感じだよ。しかし、アレは凄い。

さて、今日のステージが終われば、明日は千秋楽。明日もメリーゴーラウンドはブッ飛んでいきますよ、多分。無理矢理会場に行って「当日券自由席」をゲットしてください。僕の云いたかった事が伝わると思います。ノってごらん。…て、なんか最後の宣伝っぽくなっちゃったw

本当にダラダラだな。なんか『久保田氏、さ!す!が!』と書き始めたのに(いや、ヨイショじゃなくてね)、結局こんな終わり方。ま、いいか。そういや、これこそ全然関係ない話なんだけど、ダンサーってストイックだから、役者と違って公演中に深酒とか出来ないじゃん、だもんで、打ち上げも本当に打ちあがるンですよ。多分、今回はジャイロ・スピンでグルグル回転しながら打ちあがっていくンだろうなぁ。で、打ち上げで久保田氏がこっそり「ウデ」をペチペチ叩いて、僕にアピールするンですよ、きっと(笑)。

ついでに、mako2は既に、全然「次」もヤらせてもらいたい気持ち満々になってきてます宣言。新しい機材も買ったし、旬なネタ仕込みますよ。ホント、次は、次こそ、イイ仕事します!クビにしないで!捨てないで!>ROUGE (笑)