makonythm

まだまだ止まらないBEAT。mako2のリズム。2003年から続くアレコレ。

すっかり冬ですね。

暦の上では、もう冬でした。なんか、街の葉っぱも紅いンだか枯れてンだかヨクワカンナイ感じですな。 連休は家族サービス三昧。っつっても、みんな風邪っぴきだったンで、近所を散策。散歩がてら、日大文理学部の百周年記念館でやってた『第3回“「東京」を観る、「東京」を読む。”展』を観てきました。 普段、あんまり展示発表とか観に行かないンだけど、散歩コース内だったもんで。で、結果、オモロかったよ。メインテーマは「デザインすることと社会学すること」だそうで(ベビーカーの上で「(早く外に)行くよー!」と叫び続ける倅も一緒だったンで、ギャラリートークは聞けなかったンだけど)展示の『“東京を感じる”展/“写真で語る東京の社会学 '07”展』は、ROUGEの作業の中「今・ココ(東京)・女の子」を考える事が多くなっているから、なかなか興味深かったっス。 いやぁ、写真についてるキャプションがいちいち「理屈」なんだけど(社会学するってンだから、そりゃそうだな)、なかなかオモロい作品が多かったっス。つか、その「キャプション」がオモロかった。まぁ、特に新しい切口ってのは無かったンだけど写真とセットになると説得力があるよね。勉強したこと(研究)の『表現方法(発表)』としては、解り易く、とても楽しめました。去年の優秀作品も展示されてたンだけど、ソレもよかった。ジョージ・リッツァの「マクドナルド化」とかロラン・バルトの「空虚な中心」だとかが引用されてて「お!」っと思ったり。で、ちょっと調べたら、去年の同展示会のシンポジウムのテーマは「東京/日本人らしさの≪核心≫を照射する~東京駅と丸の内と皇居と~」って、まんまバルトの話っぽいテーマだった。是非、このゼミの子たちにROUGEの『メリーゴーラウンド☆トウキョウ』を観てほしかったわ。 「東京」といえば、今更ながら観たくて探している『tokyo.sora』のDVD、近所のレンタルビデオ屋は全滅。こりゃ、足を伸ばして渋谷のTSUTAYAとかに行かなきゃダメだなぁ。ついでに「中島みゆき」の旧作も借りてこよう(未だBACK TO ROOTS中)。 いやぁ、とはいえ「スネークマンショー」だの「中島みゆき」だのも、まだまだ遡りきっていないもので…暫くは続きそうですよ。結局『ロックが好き』とか云ったって、本当のルーツは幼少の頃に聴いた「アニメの主題歌」だったり「歌謡曲」だったりするンだもん。やっぱ、それを認めて、ちゃんと戻ってみなきゃなぁ、と。 久しぶりに聴いたアルバム『寒水魚/中島みゆき』は、やっぱり凄かったよ(もちろん「現在」な感じは薄くなってるけどさ)。しかし、中学生の僕が、この作品のどこに共感していたのか…思い出せず。だって完全に女性目線だしさー。まぁ『情景・言葉の使い方・表現方法』とかに尽きるのでしょうけど。で、今回、聴きながらうっかり一緒に(脳内で)口ずさんだりしたのですが「捨てるほどの愛でいいから」の一節「気がつくのが遅いわ」じゃなくて「気のつくのが遅いわ」なのな。「が」じゃなくて「の」だと、なんか、か弱いっていうか、グッとくるのな。25年も前の曲聴いて、今更気が付いた。どーでもイイっちゃ、どーでもイイとこなんですけどね…ちょっと感動した。グッときた。それも、目黒あたり(みゆき嬢の所属するヤマハミュージックアーティストの旧所在地近辺。最近、神宮前に移転した)で。