makonythm

まだまだ止まらないBEAT。mako2のリズム。2003年から続くアレコレ。

今夜、巣鴨で

愛しい~お爺ちゃんと~♪もう何をされても~イイ!…と、いうワケで、まんまと「グルーヴお持ち帰り」で、今日は一日中エグイ鼻歌ばかりでした。昨日は『面影ラッキーホールヒカシューあぶらだこ』という、どうやら世間では「今、平成で21世紀だよね?」などと云われていた(昭和で80年代的だと思われていた)らしいライブを観に行きました。なんの「平成で21世紀」なライブでしたよ。面影ラッキーホール(以下、面ラホ)は、去年から毎回O.D.A.とふたりで好んで行ってます。伝説のカルトバンド扱いされているようですが…現役ですってば。つか、あの歌詞内容はまさに「今」の方がリアルだとさえ思えます。やっと時代が面ラホに追いついたンでしょ。 因みに、前回のゲストが「マダムギター(長見順)」と「吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ」で、その前が「Perfume」で、今回が「ヒカシュー」と「あぶらだこ」と、かなり目茶苦茶な事になってます。つか、どの組み合わせも「こんなに安く観られてイイの?」といった激安設定でありがたいですが「SMASH、大丈夫か?」と多少、不安になりますね(いや、売り上げも、ブッキング・センスも←褒めてる)。 今回、幕間でやってたDJ+VJのチーム、相当イカしてて「誰だろう?」と思ってたら「永田一直(ファンタスティック・エクスプロージョン)+相馬大(YUDAYAJAZZGROUP)」でした。そら、mako2好みで当然だ。しかし、フロアはあんまり揺れてませんでした。かなり残念な感じ。1回目・2回目と、ガラリとネタを変えてきて凄く巧かったのになぁ。 面ラホのセットリストは以下(拾いモノ)。 01.俺のせいで甲子園に行けなかった 02.パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた...夏 03.必ず同じところで 04.おみそしるあっためてのみなね 05.好きな男の名前 腕にコンパスの針で書いた 06.ひとり暮らしのホステスが初めて新聞をとった 07.(新曲) 08.温度 人肌が欲しい 09.今夜、巣鴨で EC01.お給料日さん EC02.東京(じゃ)ナイトクラブ(は) 題名見ただけで卒倒する人もいそうですが…ライブ恒例の「コール&レスポンス」とか、不謹慎過ぎて(因みに今回は「羊水」「中国製餃子」「イージス艦」のネタでした)帰っちゃった人もいたらしい。もちろん「あぶらだこ」や「ヒカシュー」のファンだろうけど。そんなコトで帰るなよ。 過去2回よりも「いいライブ」でしたよ。まぁ、ボリューム的にはちょっと物足りない感じもありましたが…なんか演奏巧くなってたのは気のせいでしょうか? よくワカンナイんだけど、ドラムってまだ横銭ユージさんがやってるンでしょうか? なんか、全体的に凄くまとまってた気がしました。前に観た時に「ライブ演奏がまとまってりゃ、もっと楽しめるのに!」とも思ったものですが、今回は全く気にならず…というか、かなり巧くて盛り上がった。PAバランスのせいか? ま、いいけど。 しかし、面ラホは一緒にライブに行ってくれる友達がいなさ過ぎ。曲のタイトルも、バンド名も、インパクト強過ぎて、とっつきにくいのかね。初の国産医療用ダッチワイフ「面影一号」と80年代風俗の一種「ラッキーホール」が由来だってンだから。で、曲名はアレでしょ。つか、曲自体はファンクっつーかブラックミュージックを基礎にした歌謡曲だから、かなり聴きやすいンですけどね。古くは米米とか、岡村ちゃんとかミッチー(及川光博)とか聴いているなら、是非。まぁ、ちょっと違うけど。 因みに「あぶらだこ」は、やっぱりライブを観ても(っつーか、音源もどれを聴いていいものやらワカラナイのですが)『俺は理解できたぜ』とはいえませんでした。あの辺、全然通ってないから絶賛しずらいわ。難し過ぎ。歌詞がイイとか云う人もいますが、歌詞は聞き取れませんでしたw 「ヒカシュー」についても、もう30年選手なのに、全然「現役」でしたよ。巻上さん、テルミン凄い巧かった。つか、動きが凄い変だった(昔からだけど)。ホーミーもやってた。一番シビレたのは「今日はお客さんが多いので」と『パイク』をやってくれた事かな。名曲。 ま、つらーっと感想はこんな感じで。会場では田口トモロヲ氏と三宅弘城氏(大人計画)を見かけました。中途半端ですが、今日はこの辺で。