makonythm

まだまだ止まらないBEAT。mako2のリズム。2003年から続くアレコレ。

主義主張なんて無いの。

『TOY#6』で、久しぶりにデカいブースに立った感想は『わー、音デカいなぁ』でした。それだけ今の「CCN」とか「ON-mtg」とかは(会場がBarとかラウンジとかって事もあるけど)、お客さん同士のトーク用にボリュームを絞ってヤってるンだなぁ、と再確認。まぁ、プレイとしては、見事に『どこを切っても俺夜』なプレイだったと自負しています。しかしながら、人のイベントで、毎回1チーム8人とかで出るのは、ちょっと迷惑かなぁ、と反省。その分、サクラかと見紛う程に盛り上がってますけど。つか、オレナイターズは「客として」が一番「何か」を発揮していますね。

で、その『TOY#6』でのトークセッション(というコーナーではなくて、会場内外で勝手に交わされた会話ですが)で、仲間に『mako2は俺夜原理主義者だから…』と云われて、ハッと気がついた。そうか、どうもこの頃「原点回帰(Back to the Roots)」を考え過ぎて、俺夜についても「酔音」からの流れを重視して定義したりしたけど、確かにソレはちょっと違ったかもしれないなぁ、と。飲み会として「ユルさ重視」だったのに、考え過ぎて縛ろうとしちゃった。そうやってどんどん引篭もってしまうところだった、友よ、ご指摘ありがとう。考えを改めます。

とか書きながら、まだまだ『俺夜』をグルグルと考え続けるワケです。まぁ、きっと答は無いのだが、今は、こうやって執拗に考える事が必要なのです(軽くオヤジギャグ)。あくまで個人的に、ですけど(笑)。しかし、まぁ「原理主義」とは酷いなぁ。どうせなら、もう少し優しく「福音主義」と云ってもらいたい。いや「新福音主義」としてくれたまい。つか、全く意識してなかったけど、奇しくも、今回の「TOY#6」の俺夜オチ(mako2によるオレナイターズのラスト)で、新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ最終回の「おめでとう!」のくだり)のサンプリングを使ってしまったのも、僕が無自覚に福音主義者だからだったのか!と。偶然ってオソロシイなぁ(原理主義≒福音主義=エヴァンゲリカリズム)。いやいや、主義なんてないンですよ、実のところは。

そういや「TOY#6」本番前にオレナイターズ周辺人脈が集まって、恒例の食事会(事前飲み)をしていた時も(台湾屋台料理の店で、丸テーブルに10数人が集まってたンですが)、tevaが「僕たち、宗教団体ですから」って云ってたなぁ。勿論、そこからすかさず「壷を売りあってます」「壷、いかがですか?」「もう持ってます」「あの壷はいいモノだ」ってマ・クベ(1Stガンダム)ネタに流れて行ったワケですが…実に不毛な言葉のキャッチボール。ちょっとくらい暴投したって必ず誰かが拾う、無駄な知識の共有故の娯楽。

でも、今回のトークセッションでは、この『餃子を前にした不毛なトークこそが「俺夜」の真髄』とも云われたワケで…。というのも、一番お客さんが入ってた頃の「俺夜」には、必ず二次会として『餃子トーク(朝5時から、下北沢は新雪園で餃子20人前とかをつまみに当日のネタや各自の近況についてお喋り)』があったので、その時期の印象が強い人は、どうしても「一次会よりも二次会がこそが本命」的に思っていたフシがあるらしい。確かに、一晩中爆音の中にいると、やっと普通に話ができる二次会はメチャメチャ自由(それも既にかなり酔ってるし)で、かなり盛り上がるのよ。まぁ、最後にはmako2が若いヤツに変な説教(もちろん、詳細な記憶はナシ)をしてたりしたのですが…迷惑なハナシですが、どうやらソレはソレで見ていてオモロかったらしい(変わったトークショーとして)し、ある意味「名物」だった模様。

で、まぁ、その後も「で、10周年開催、どうする?」をオレナイターズでヌルく話し合ってて、結果としては『各自の見たいモノ・聴きたい曲をみんなで楽しむ』という事で、案の定『まぁ、肩肘張らず「いつもの飲み会」でいいじゃないか』に落ち着いてきているワケですが、その「いつもの」としても、話は転がり「じゃあ、各自パブリック・イメージ(今までの俺夜内で培ったキャラクターイメージ)に沿ったプレイで縛ろうか」みたいな展開になったりするワケで…そうなると「R-taroはB’zとガンズとエアロ以外NG」だとか「tevaは1曲毎に止めてMC」だとか「mako2はエアDJ(もうキツいから積極的にはヤりたくない)」だとか(全部は書かないけど、みんな酷いイメージを培っちゃったものだなぁ)、話題としてはまた無責任に盛り上がってたンですが、そこで「O.D.A.はカバー曲」ってなった時に、この期に及んでO.D.A.が「俺、喋りたいンだよ」ってカミングアウト(笑)。要するに「このカバー曲の原曲はコレで、こんな文脈の中で、こんなカバーがされてて、ココが聴きどころだ、と説明しながら曲をかけたい」と。まぁ、そうなると、それはすっかりラジオ番組的で、違う意味で「DJ」なワケですが、よくよく考えたら、ちゃんとバンドやったりしてるメンバーが多い「TOY」がTOY Allstersってバンドで好きな曲を生演奏するっていうなら、お喋り好きなヤツが集まっちゃってる俺夜が生番組的な構成で好きな曲を解説していくってのもアリかなぁ、と思ってみたり。確かに、O.D.A.がカバー曲をかけながら自由に一晩喋ったら、相当オモロい。そういやO.D.A.の「waste of pops 80s-90s」も10周年だし、そういった意味での合同10周年企画としても、コレはオモロいなぁ、と。…まぁ、最終的にどんなもんになるかは、まだワカリマセンけどね。そんな話をしている時が一番楽しいし、そんな話をしている場所が、結局「俺夜」なんで、きっとただの「飲み会」でしょうけど。