makonythm

まだまだ止まらないBEAT。mako2のリズム。2003年から続くアレコレ。

出産予定日。

去年の今日が倅の出産予定日でした。だもんで、去年の今頃は、konbuに付き添って病院に寝泊りしていたワケですが…病院ですごした「17日(日)の夜から20日(水)の朝まで」の3日間の記憶があんまりありません。何食べたンだかもハッキリしない。昼だか夜だかもわかってなかったような気がします。当時の実況中継BBSを見ても、なんだかピンと来ないし。なんだったンだろう。

昨日、テレビで『飲酒運転の車に追突されて3人の子供を一度に失った方(@福岡県)のトコに、女の子が産まれたニュース』を観たンだけど、自宅出産の模様を完全密着してる映像で、赤ちゃんをカンガルー抱っこして、当の赤ちゃんよりも両親の方が号泣しているのを観て、もらい泣きしちゃったよ。悲しみを乗り越えて、新しい一歩を歩き出した瞬間。負けてない。強いなぁ、と。

不謹慎だけど、昔なにかで見たか読んだかしたアメリカンジョークで『子供を人質に取られた夫婦の夫が、犯人に向かってチンコを握って「どうにでもしやがれ。こっちは、また作ればイイんだぜ」って不敵に笑う』みたいなのを思い出してみたり。ホント、不謹慎。失礼。

三連休初日は、まず、konbuと『シャングリラ3/松任谷由実』を観て、その後、日比谷野音に移動して『10周年記念ライブ/勝手にしやがれ』を後輩たちと観ました。

『シャングリラ3』は、さすがに凄かった。どーなってンだ?あの舞台。ホントに5秒でプールになるの。すぐにステージに戻るし。サーカスにシンクロナイズドスイミングにコンサート…確かにモノ凄いエンターテイメント・ショー。でも、ありゃ全然「ユーミンのコンサート」じゃない。ホント、ユーミンも「部品のひとつ」でしかないの。書き下ろしの歌詞で内容(ストーリー)を伝えるようなものでもない(新曲がそうなのかもしれないけど…やったのはアンコールだしね)から、歌詞を追いかけたりもしないし、普通にBGMになっちゃう瞬間があるんだよね。つか、その方が多い。デデューの演技に興奮してたら、うっかり曲が終わってたり(笑)。なんか会場には曲で盛り上がっても立ち上がっちゃイケナイ雰囲気もあるし(苦笑)。で、終わった後にパンフレットを読んだんだけど、今回はパンフレットを読んでから観た方がよかった。設定されたストーリーの部分に対しては、読んでから「ナルホド」と思ったり。ユーミンのMCでは「夢」の三重構造になってるような話だったけど…全く解説されずに初見で理解するのは難しいよ。ROUGEのレビューも解説無しで観せるンだけど、まぁ、ROUGEの方は歌詞をよく聞いてればストーリー(というかテーマ)を感じる事は可能だからなぁ。中島みゆきの「夜会」は、逆に書き下ろしの楽曲(歌詞)と既存曲と芝居の融合で、もっと「演劇的」なアプローチって事を考えると、このシャングリラの方がROUGE的な方法なのか(規模が違い過ぎるな)。まぁ、いまどき「ユーミン」の比較対象に「中島みゆき」を持ってくるのはどーかと思うけどw 

それにしても、プールで水びゃーびゃー撒くンだけど、中央に立って歌ってるユーミンには1滴も水がかかってないのが凄かった。全く関係無いけど、過去、ユーミンが『アタシが乾かしたものを、端からみゆきが湿らすのよ』って云った事があるのを思い出しました。あ、また中島みゆきの話に戻っちゃった。因みに、過去、僕は「みゆき派」でした。もう、そんな派閥は無いのだろうけど。

じゃあ、ついでに中島みゆきの話を。僕が好きだった頃の中島みゆき(アルバムで云うと「私の声が聞こえますか」から「御色なおし」くらいまで)は、なんかもっと弱々しい(芯は強そうなんだけど)っていうか、暗いっていうか、大きな声で意見を云ったりしないイメージだったンだけど(いや、ラジオでのキャラは別人格としてw)、なんか、暫く聴かないでいたら(「空と君のあいだに」あたりで気が付いたンですけど)、凄く「大きい声で主張する人」になっちゃった気がします。歌い方も変わってるし。甲斐よしひろ瀬尾一三あたりがプロデュースするようになってからかね。まぁ、たまに耳にする限り、相変わらず歌詞は好みなンですけどね。最近、ちょっと抜けてる部分を聴き直してみようと思ってます。

で、その一番「中島みゆき」を聴いていた「中学生の頃」の後輩が所属するバンドが、デビュー10周年で日比谷野音でコンサートだってンで、その頃の後輩と10年振り(もう一人は20年振り)に会って一緒に観て参りました。勝手にしやがれ。いいバンド名だよなぁ。まぁ、由来はゴダールであってジュリーではないと思いますが。あの構成でギターだけが無いのは、どーなんでしょうかね。いや、まぁ、カッコイイんだけどさ。歌声は相当mako2好みだし。で、ゲストで1曲歌いに来た(まさに、1曲歌ってMCも無く去っていった)のは中島美嘉(not中島みゆき)でした。大体、本人たちもMC一切無かったンだけど。個人的には、あまりにもキメキメなのは苦手かなぁ。聴いてても疲れちゃうわ。淡々と曲をやるのもイイんだけどさ。お客さんもお上品だったし。個人的には、ステージパフォーマンスとしては当然ながらスカパラの方が(比べるものでもないけど)好みでした。いや、もう『日比谷野音(特に夏~秋)』って場所が好きだからオールオッケーな感じだったンだけどね。ちょっと飲んじゃったし。終演後、一緒に行った後輩との話も弾んでオモロい一日でした。帰宅後、輪ゴムも取れたし。ぷ。

で、連休二日目・三日目は家族サービスに徹しました。アカチャンホンポとベビーザラス、あと、お散歩。残念だったのは「ラ・サプリメント・ビバ」の単独公演を見逃した事ぐらいかな。まぁ、それはまたそのうち行こう、と。

さて、そして今週は『倅生誕一周年記念週間』です。一年、早いなぁ。