makonythm

まだまだ止まらないBEAT。mako2のリズム。2003年から続くアレコレ。

2005/06/05 演とら☆ @六本木アトリエ・フォンティーヌ

タイトル:演とら☆第一回公演『同乗するならハンコくれ!』

日時:2005年6月4日

会場:六本木アトリエ・フォンティーヌ

出演:満田伸明/西村大介/相川裕滋/佐藤秀樹/翁長誠/響大祐/

   坂田久美子/新堀真澄/井上亜紀/塙花澄/大石育美/森川凛子

脚本:沢木順哉

演出:高橋ひびき

…を観て参りました。

秀樹が客演するってンで。千秋楽の回。普通に「小劇場の舞台」だったよ。

なんか、そういや最近「普通の小劇場の舞台」を観てなかったなぁ、と。

小劇場とはいえ「ポツドール」とか特殊だったし。

で、今回は所謂「普通」だからよかったです。

きっと「新しいコト」をやろうとしている集団じゃなかったしね。

もう、全てが「小劇場の舞台」的な「お約束」で、安心して観られた。

それなりに面白かった。役者が観てたらまたガタガタ云うんだろうけどさw

秀樹は、あーゆー中に入ると「役者として」凄く魅力的に見える瞬間がある。

本人がウケを期待して演技してる時はダメなんだけどw

自然な、ふとした瞬間に…気がつけば「秀樹が勝ってる」瞬間があるのよ。

もちろんゲリライブなんかで「自分がやりたいコト」もあるんだろうけど、

秀樹は「人にいじってもらった方が光る」ンじゃないかな、とか思ってみたり。

ただ、ウズメっ子として秀樹も「歌って踊れて芝居もできる」コトを思えば、

「演技だけ」ってのもチトもったいない気もしますが…

まぁ、出来るコト全部出す舞台がいいのかって云ったらそうじゃないと思うし。

そんな舞台、そうそう無いでしょ。だから「ゲリ~」とかヤりたいンだろうしね。

そういや、今回もちょっとばかり踊ってた。

まぁ、ソレがズバ抜けて巧かったワケでもないけど…美帆ちゃんの感想とか見ると

「周りの役者さん達があまり踊りは得意じゃなかったようで、

秀樹くんがダンサーに見えたコト(miho☆blogより)」とあります、ハイ。

でも「ダンサーかどうか」判るような振付でもなかったと思いますが(笑)。

オープニングの転換つか、ドラマで云ったら主題歌流れるみたいなタイミングで

ダンスを入れるってのも、もう「お約束」な構成でたまらなくイイ感じでしたよ。

なんか、UZUMEとかもそうだったけど、どうやら「たたみかけるスピード感」とか

「トリッキーな内容」とか「裸のお姉ちゃん」みたいな《刺激》を

割と求めてしまっている部分があるみたいで(mako2が個人的に、ね)、

どうも「普通の舞台」の「物語」の展開って、真ん中あたりで飽きちゃうンだよね。

いや、今回に関しては脚本が悪いとかでは全然無くて。

mako2が早漏気味っていうかなんていうかw

…なんで、確かに途中で少しダレてしまっておりました(mako2が、ね)が、

まぁ、見終わってみれば「あー、こーゆー舞台もたまにはいいなぁ」と思ったり。

役者も安定しててアベレージ高いし、本も演出も悪くないンだろうな、と。

なんか、変にクセがあって雑誌に載ったりしちゃうヤツじゃなくて、

普通に美味い「町のラーメン」を食ったなぁ、みたいな。

ラーメンで例えるのもどうかと思うけどw

第一回公演にしては安定してたね。さすがカクスコを排出した

J-CLIPがらみ…って感じでしょうか(生意気だなぁ、mako2・笑)。

そういや、ひとりmako2の昔々の彼女(元役者志望)に激似の「演技」をする

女の子がいて、なんかちょっと具合悪くなりました(いや、色んなコトが

フラッシュバックしてきただけで、その子の演技は悪くないのよw)。

ま、とにかく普通に楽しんで観られましたよ、今回は。普通の芝居として。

秀樹もよかったよ。いや、ホントに。頑張って欲しい。あ、髪型ズルかったねw